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乗鞍を知る

北アルプスの南端、中部山岳国立公園に位置する乗鞍高原。
山の季節の移ろいを感じさせる、絶景を巡る。

ABOUT

ここにしかない
景色のなかで、
生きる、が調っていく。

北アルプスの南端にあり、中部山岳国立公園に位置する乗鞍高原。

訪れる季節によって、目にする時間帯によって。
大地の恵みがもたらす景色は、いつも異なる表情を見せてくれます。

美しい自然のなかに身を置いて、
ゆったりと心を鎮めるのもよし。
アクティブにからだを動かすのもよし。

ここにしかない景色に出会えば、
あなたの生きる、はきっと調っていくはず。

　

春の乗鞍

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一の瀬草原のつつじ園

松本市の特別名勝・一の瀬草原に広がるつつじ園。見頃を迎える6月中旬になると、大きくて鮮やかな花びらが一の瀬全体をオレンジ色に彩ります。晴れた日の青空や乗鞍岳の残雪をバックに眺めると、その美しさが一層際立ちます。

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一の瀬草原のすもも

乗鞍の春の訪れを告げるシンボル「すもも」。春になると、すももの木に白い花が開き、甘い香りが漂います。一の瀬草原を散策する道中、至るところでやさしい色合いと香りに出会えることでしょう。

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水芭蕉（オソメジッケ&牛留池&宮ノ原）

4月下旬から5月上旬頃、雪解けとともにゆっくりと訪れる乗鞍高原の春。水芭蕉は、そんな季節の訪れを知らせてくれる花です。見ることができる場所は、一の瀬草原や宮之原群生地、牛留池など。

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雪の回廊（乗鞍高原春山バス）

春が訪れても、山の上はまだ雪が残るのりくら。乗鞍岳春山バスに乗れば、山岳地帯ならではの雪の回廊に気軽にアクセスできます。約5mもの高さを誇る雪の壁のなかを歩いたり、遠くに望む槍穂高を眺めたり。日常では味わえない景色に出会えます。

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一の瀬草原のミツガシワ
（どじょう池&あざみ池）

5月下旬から美しく咲き始めるミツガシワは、標高の高い池や湿地で見られる植物。水中から突き出た3枚の葉と、毛が生えた白い花が特徴です。眺めることができるのは、牛留池や一の瀬草原内のどじょう池、あざみ池、など。

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高原の新緑

雪の下でじっと耐えていた植物たち。春が訪れると、この時を待っていたかのようにその芽吹きや開花のときを迎えます。美しさと生命力を全身で感じられる、この時期のトレッキングは地元の人たちも大好きなアクティビティです。

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夏の乗鞍

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まいめの池

季節ごとに移り変わる景色を楽しめる「まいめの池」。特に夏の晴れた日、水面にきれいに映る乗鞍岳の美しさは格別です。トレッキングの途中、足を止めて、その景色をゆったり眺めたら心も調うかもしれません。

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乗鞍三滝

乗鞍高原は、大自然の地形が生み出した滝も見物。「日本の滝百選」の１つにも指定されている「三本滝」、滝壺に落ちた釣り師の伝説がある「善五郎の滝」、乗鞍高原最大級のスケールを誇る「番所大滝」は、「乗鞍三滝」と呼ばれます。

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乗鞍畳平&乗鞍岳

標高約2700m地点の乗鞍畳平までバスで行ける乗鞍岳は「日本で一番登りやすい3000m級の山」と言われています。15分ほどで登れる山頂もあるため、体力や経験に合わせて目的地を決めることができます。高山植物が楽しめる夏は、特におすすめ。

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千間淵

番所大滝の上流にあり、小さな滝とドーム型の水辺が印象的な千間淵。その神秘的な空間は、夏の暑い時期に涼しさと癒しを求めるのに最適な場所です。遊歩道が整備されているため、散策しながら気軽にアクセスできます。

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星空観察

高い標高と澄んだ空気。そんな環境を存分に生かした乗鞍高原の楽しみ方が星空観察です。なかでも、周りに遮るものがなく、施設の明かりも少ない一の瀬草原からゆったりと眺める星空は絶景です。

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乗鞍高原のトレイル

本格的な登山靴でなくとも、気軽に楽しむことができる。それが乗鞍高原のトレイルです。手つかずのまま残された太古の森の雰囲気を味わえる「原生林の径」や、木洩れ陽を浴びながらさまざまな植物と出会える「子リスの径」は、人気ルートのひとつです。

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秋の乗鞍

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大カエデ

乗鞍高原内に数多く植生している「コハウチワカエデ」。なかでも、一の瀬草原内にある一際目立つ1本は「大カエデ」の愛称で親しまれています。背景に乗鞍岳を望む場所にあることから、絶好の撮影ポイントとなっています。

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乗鞍岳の三段紅葉

乗鞍岳に初冠雪がある秋頃、遠くに望む山々に降る雪の白、高原に広がる草木の緑、大カエデなど目の前で色づいている紅葉の赤が同時に見られる“三段紅葉”に出会えることも。この季節でしか見ることができない絶景です。

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乗鞍三滝の紅葉

乗鞍三滝を巡る遊歩道でも、カラマツ、モミジ、カツラ、ミズナラ、ナナカマドなどの木々の紅葉を楽しむことができます。荘厳な滝と色鮮やかな紅葉が織りなす風景に出会えることができるのも乗鞍高原ならではの楽しみです。

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まいめの池〜どじょう池のトレイル

紅葉シーズンになると、多くの人が訪れる一の瀬草原。なかでも、地元の人も好きなエリアが、まいめの池〜どじょう池。鮮やかなカエデのトンネルを見通すと、自然のパワーを感じることができるのだとか。

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白樺峠の鷹の渡り

乗鞍高原から奈川をまたぐ白樺峠は、“バードウォッチャーの聖地”。鷹が越冬のために東南アジアへ渡っていく「鷹の渡り」を見ることができる日本有数のスポットです。9月中旬から10月中旬にかけてがピーク。

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見晴岩

黄金に色づいたカラマツ林の中を歩く見晴岩へのトレイルは、秋の散策におすすめ。辿り着いた見晴岩からは、乗鞍高原や中央アルプスの山々を一望できます。早朝に登り始めると、朝日に照らされてオレンジ色に染まっていく乗鞍高原の大地を見渡せます。

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冬の乗鞍

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善五郎の滝の氷瀑

落差約22mを豪快に流れ落ち、爽やかなしぶきをあげる善五郎の滝は、冬になると様相が一変。乗鞍の厳しい冬を物語るかのような厳かな氷瀑の姿に変わります。駐車場から往復1時間弱で楽しめるので、スノーハイク初心者にもおすすめです。

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乗鞍高原での星空

ノイズレスな環境で、ただでさえ星空観察に優れている乗鞍高原。なかでも、一層空気が澄み、静けさが広がる冬は、星空観察の“旬”だと言えるでしょう。なかなか肉眼では見えない明るさの六等星も、乗鞍高原では見つけることができます。

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ゲレンデから見下ろす
乗鞍高原・アルプス

乗鞍岳の山麓に開かれたスキー場「Mt.乗鞍スノーリゾート」。ゲレンデベースの標高は1,500m、トップは標高2,000m。雪山を滑りながら、乗鞍高原や中央アルプスを見下ろす高原のスキー場ならではの絶景を楽しむことができます。

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静寂につつまれる一の瀬草原

四季折々の風景を楽しむことができる一の瀬草原。雪に覆われた草原のなかしんと静まった環境に身を置くことができる冬は、忙しない日々をチューニングするのに最適な時間となることでしょう。

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上質な雪を生かした
ウインタースポーツ

標高の高さゆえ、雪質の良さに定評がある乗鞍高原。やわらかく、ふかふかした雪は“フェザースノー”とも呼ばれ、ここでしか味わえない滑り心地を楽しもうと毎冬スキーヤー・スノーボーダーや雪遊びをするファミリーが訪れています。

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牛留池

周りを木々に囲まれた、ひっそりと佇む牛留池。解放感を味わえる開けた場所にある池もいいけれど、神秘的な美しさを宿す池もいかがでしょうか。冬、辺りが雪に覆われて一層静寂に包まれた光景は、心を調えてくれます。

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私たちの
取り組み

中部山岳国立公園のなかに位置する乗鞍高原は、2021年3月に環境省から日本第1号のゼロカーボンパークに登録されました。自然を活かし、自然に生かされながら営みを紡いできたことで、ここにしかない美しい環境が保たれています。しかし、社会や時代の変化とともに、さまざまな課題にも直面しています。この乗鞍高原の豊かさは、一度失ったら戻ってきません。次の時代へ持続可能なかたちでつないでいくために、乗鞍高原はサスティナブルな観光を提案しています。

01.のりくら高原ミライズ

02.ゼロカーボンパーク